オドリバにて叫ぶ

広告系で働く女(25)を煮たり焼いたりした雑記ブログ

パンケーキはもう一生食べない

 

 

 

お久しぶりの土日のお休み。

 

ゆっくり飲んで

ゆっくり遊んで

ゆっくり語って

ゆっくり寝て

ゆっくり掃除して

ゆっくりドラマ見て

ゆっくり買い物して

ゆっくり料理して

ゆっくり洗濯して

ゆっくり本読んで

ゆっくりお茶して

ゆっくり日記書いて

ゆっくり飲んだ。

 

凄く素敵な土曜日、日曜日。

私にとっては、これで十分すぎる土曜日、日曜日。

 

これ以上はいらないぐらいの、お休みです。

 

しばらく私の生活が大きく動いたので、そのことを記述する。という今回のブログです。

 

この金曜日まで、私は当初26連勤の予定だった。

 

イベントごとが立て続けで、どれもみぞれちゃんが担当しているものだから、もちろんやりきるつもりで、私は年明けから身を奮い立たせていた。

 

ある日、2月頭のある日。

 

私は事務作業に追われ、お昼ご飯を食べ逃していた。遅めの昼食を、食べなければならない。間も無く、大きな交渉ごとの打ち合わせ前で、準備ごとも多かったし、緊張もしていた。

 

頭を整理したく、打ち合わせ場所の近くのカフェに入り、パンケーキを頼んだ。

 

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パンケーキを食べる前、母から連絡が入った。

 

一番下の妹が入院した。という。

(みぞれちゃんは3人姉妹)

 

 

 

 

 

 

詳しいことは言えないが、検査入院で、一番下の妹の症状は、およそ私が感じたものではないもの。

 

この症状の原因として考えられるのは

①ウイルスが変なところに入り込んで悪さした

②生まれつき、難病

のどちらかだった。

 

 

 

聞いた病名を、検索する。

 

嫌な記事しか、出てこない、目に止まらない。

 

動揺したが、とにかく仕事。携帯を閉じて打ち合わせに向かう。

 

会社に戻るが動揺は止まらない。親と連絡して、思わず職場のトイレで泣いた。

 

しばらくして、妹の症状は治まった。

そして、妹の症状の原因は、原因不明、ということが分かった。

 

その後、何度も家族会議が行われた。

 

母が心を病んだためだった。

 

何度言っても、母は母自身を責めた。母は悪くない、なにも悪くないと言っても、おかしなゾーンに入ってしまったようで、夜も寝ない、心配ごとしかしない。

 

そして、咳一つ出来ない家庭となった。何かにつけて病気を疑ったからだ。妹だけじゃなく、私も父も、病気じゃないかと疑った。自分自身も病気じゃないかと疑った。

 

母は占いにハマった。

 

私たちは何度も病院に行き、何度も神社に行った。

 

そんな矢先、2月末、真ん中の妹が交通事故にあった。頭を強打し、頭を十数針も縫う怪我。背骨にビビを何箇所か。

 

そんな事故があったすぐに、妹は母に電話出来ず、妹の友達から、私に電話があった。電話の声の後ろで救急車の音が鳴り響いていた。

 

 

私はその日代休で、パンケーキを食べに行こうとしていた。パンケーキ屋の目の前だった。

 

妹の友達との電話、病院の先生との電話、父親との電話、

 

どこでどんな風に電話したかうまく思い出せない。実家に帰ろうとしたが、実家へ帰る方法がイマイチ分からなかった。

 

妹の応急処置が終わり、もろもろの検査も全く異常がないと分かり、今すぐ病院に向かいたかったが、

 

今の母親に、ことの全てを話せる状況になかった。

 

 

 

 

 

そこから先も保険のことや警察とのやり取り、相手の人とやり取り、様々なことが重なったが、そのやり取りを全て私がすることとなった。

 

母親はそういう状況だし、父親はトンチンカンだった。

 

仕事も急にお休みしたが、お休みしててもなんとなく、ほどよく、仕事をまわした。

 

あまりにも辛く、

あまりにも辛かった。

 

だけど、幸いなことに、

 

恋人も含め、上司も含め、

友達も周りの人も、守ってくれた。

 

 

 

 

もちろん妹の事故だって後遺症もない、不幸中の幸いだったし、一番下だって、今症状はなにもないんだ。

 

今は、今はなにもない。

 

パンケーキはもう一生食べない。

私がパンケーキを食べようとしたら

 

何かが起こるのかもしれない。パンケーキさえ食べなければ

 

きっと私がパンケーキを食べなければ幸せになれるんだ。