【夏の自由研究】サクレレモンの魅力~パーソナルアイスの歴史とひも解く~
【夏の自由研究】
第一弾(続くのか?)
学生の皆様は、夏休みの宿題の追い込みでもしているのかな?
私は夏の自由研究が実は好きだった。
決められた課題ではなく、好きなことを研究することは実に楽しかった。
でも、自由研究の最大の難所は、自分の興味があることが、何かが分からなくなること。
役に立つかわからないが、
わたしが好きなアイスについてただただ調べるだけの記事を書くことにした。
皆さま、「サクレ」ってアイスはご存知?
フタバ食品が出しているかき氷(?)。もちろん、コンビニで簡単に買えます。
先日(2018年夏)アイス総選挙なんぞをテレビでやっていた。フタバ食品のサクレレモンは、世の中にも評価されていて安心したし、(知名度を含めて心配していた)サクレレモンビール?なんぞのアレンジメニューまで紹介されていた。
嘘だろ…私は、テレビを消して、すぐスーパーに向かった…
私は見ていないけど…番組は視聴率はとれてましたか…
まだサクレレモンビールは試していないが、いくつか買ってきたサクレレモン。お風呂で食べた。完全に悪いことをしていた。お風呂でコンビニアイス。これは不良だ。完全なる不良。
- サクレレモンとは
「サクレレモン」は1985年生まれ レモンスライスが乗った、爽やかな味わいで、清涼感あふれる氷菓「サクレレモン」は、1985年に登場して以来、多くのファンの方々に支えられてきたロングセラー商品です。
そもそも、サクレのように一人で食べることを想定されたアイスを「パーソナルアイス」というカテゴリーに、食品業界は分類しているようだ。(対して「ファミリーアイス」「プレミアムアイス」なんてものがある)
- パーソナルアイス市場
少し脱線するが、サクレレモンの立ち位置を再認識するため、ライバルたちを確認しよう。パーソナルアイスのライバルたちは例えば彼ら。かなりの強者が並ぶ。
(2019.8.15時点)
【パーソナルアイス1位】森永製菓 チョコモナカジャンボ 150ml
1972年が最初の発売。当初「チョコモナカ」という商品名で、中に板チョコ入っておらず、というかチョコすら入っておらず、勿論「パリパリ」はなかったそうだ。(それはチョコモナカジャンボと言えない気がするけど。 )
1980年の「チョコモナカデラックス」から、センターにチョコが入っていることがうかがえる。チョコにパリパリ感はなさそうな絵面だ。ソースだったみたい。
1996年「チョコモナカジャンボ」が発売され、やっと見慣れた形になっている。チョコ屋さんなのでチョコ目線で書いたが、もちろんもなかも成長。
【パーソナルアイス2位】明治 エッセルスーパーカップ 200ml
(その前進は1991年に発売みたい。)
味の濃さが「スーパー!」ボリューム感が「スーパー!」という意味から、スーパーカップと名づけました。
そのままやな。
彼は日々日々進化している強者。濃厚さUP、後味のキレの良さUP、発売から25年(周年)、25年ということは、サクレに比べると歴史がない。あとパッケージの進化に関しては公式HPにいろいろと書いているんだけど、味の進化の詳細はあんまり分からず。
(めちゃくちゃ細かい、シズル感の変化などが書いてある。これがこだわりなのかな?)
【パーソナルアイス3位】パピコ チョココーヒー 80ml×2
1974年発売。当初からあのパッケージ、2個入り。
あのパッケージは溶けないのだ。子どもに与えるのにベタベタにならなくていい。
昨今のCMの中でママが進化する、という風に描かれているところがポイント。
ママなのだ。パピコを買ってほしいのは。子どもに与えるアイス、という視点がある。
また、発売当時より味・食感を「ガリガリ」から「なめらか」に変えた。
それによって大きく売り上げを回復させたそうだ。
【パーソナルアイスアイス 28位】サクレレモン
このランキングで見ると、サクレレモンは大きく引き離されている。
大手メーカーに比べ売り上げは一歩引きを取るが、「リピート率」は高い。
1~5位の商品とほとんど変わらないリポート率。(10~27位の商品より高い。)ファンが多い商品なのかも。
ちなみにサクレレモンの最大のライバルと思われる商品とはあえて比較しません!
※売上シェアのランキング
(C) ウレコン powered by True Data
↑リピート率もここから引いてますが、細かい数字は書きません!
気になる方は調べてください。
- サクレレモンの歴史
改良に改良重ね、たどり着いたオリジナル商品 当初は、「スカイレモン」の名で発売され、かき氷に果物がのったオリジナリティあふれるアイスとして注目を集めました。 従来のかき氷は、氷が固まってしまい食べづらかったため、溶けやすく口当たりのよい氷になるよう試行錯誤を重ね、さらには清涼感を引き立たせるために、蜜漬けであった柔らかなレモンスライスからフレッシュで肉厚なレモンスライスに変更したり、当時、カップ味噌汁などに使われていた容器に目を付け、塩ビ容器を発泡容器に変更することで保冷性を高めたりと、これまでさまざまな改良が加えられてきました。 氷のサクサク感をあらわす「サクレレモン」に名前が変わり、スッキリさにも磨きがかかっています。
競合他社の商品と違い、大規模な宣伝活動はおそらくしていない。
その分サクレのHPはかなり、歴史面は充実したものになっている。
(自由研究にぴったり)(公式HPめちゃくちゃに画質が悪いんだけどなんで?)
(もうちょっと聞きたいことあるけどなあ)
分かったことは、
①発売当時は氷の上に柔らかい蜜漬けのレモンスライスが乗っていた。
②溶けやすく口当たりのよい氷になるよう試行錯誤を重ね、
フレッシュで肉厚なレモンスライスに変更した。
つまり、このアイスの素晴らしい点は蛇足を取り除いたという点なのである。
普通は磨きをかけて、食感をパリパリにしたり、なめらかにしたり、中にチョコを入れたり、濃厚さをUPしたり、プラスプラスしていくのだ。
サクレは逆だ。
もちろん氷をより細かい食感になるように工夫しているが、最大の魅力、上に乗ったレモンはよりシンプルにレモンを楽しめるものになっている。その素朴が駄菓子屋が好きだった私がコンビニに行った際、今だにワクワクしてしまうのだろう。
ちなみに。
1985年発売当時のサクレレモン(画質ヤバいよね)
- まとめ
①パーソナルアイス部門のアイスは、それぞれターゲット・戦略・歴史などはバラバラ
②サクレレモンの魅力の素朴さは、蜜漬けのレモンスライスから厚いフレッシュのレモンスライスに変えた点
③何が言いたいかというと、単純に純粋にサクレレモンが好きです。
アイスクリーム白書やいろんな記事読んだけど
上手く書ききれなかったので、もうちょっとこの記事書き続けます。また更新します。
- (参考)サクレレモンのカロリー